とび職人の仕事は体力的にもきつく、決して楽な仕事ではありません。
でも、そのような大変な思いをして得られるやりがいがあります。
多くのとび職人たちが、そう感じているであろうというとび職人の仕事のやりがいについて、ご紹介しましょう。
巨大な建築物を建てるというやりがい
とび職人はその技術と経験を総動員して、巨大な建築物を建てるために最初に足場を組んだり、巨大な鉄骨を組んだりする仕事です。
仕事のやりがいとして最もわかりやすいのが、
「あの大きいビルを作ったのは、オレだ」という自信です。
もちろん、サービス業や事務職なども、立派な仕事です。
しかし、これという「仕事の成果物」がわかりづらいのです。
普通の仕事では、誰もが目にするものを作ったんだ、というやりがいはなかなか得られません。
しかし、とび職人は違います。そこに立っている大きなビルディング、それが自分の仕事の結果なのです。
子供に「お父さんはこのビルを作ったんだよ」ということは、子供にはとてもわかりやすいはずです。
絶対に「お父さんすごい!」と言われるような、仕事なはずです。