フロアコーティング職人

最近は、フローリングと言っても、いろいろな種類があります。
一番多いのが合板の上に薄い天然木の化粧板やシートを張り付けた複合フローリングです。
複合フローリングは、表面の化粧板やシートが削れてしまうと一気に痛みます。
また、高級感がある無垢材を使用したフローリングも、表面のコーティングがはがれると汚れが無垢材にしみ込んでしまいます。

家の中で床が一番痛みやすい部分です。
特に、水回りであるキッチンや風呂、トイレに隣接した部分のフローリングには水が飛び散ります。
小さいお子さんがいる家では、堅いおもちゃを投げたり落としたりして床に傷がついたり、ダイニングテーブルで食べこぼしたりして、特に痛みやすいものです。

フローリングを痛みから守るために、フロアコーティングはとても大事な仕事なのです。

フロアコーティングをすることはフローリングを守るだけでなく、メンテナンスをしやすくするという効果もあることをご存知でしょうか?
フローリングの表面がコーティングされている事で、フローリングそのものに汚れが付きませんし、表面がつるつるしているため汚れをふき取りやすくなります。
昔のように毎日水でしぼった雑巾でごしごし磨く必要はありません。
よっぽど汚れてない限り、乾いた布でさっとふくだけで十分汚れが取れるようになります。

フロアコーティングはまさに、主婦の味方と言っても良いでしょう。
世の中の主婦に感謝される仕事、それが、フロアコーティングの仕事なのです。

せっかく家やマンションを買ったなら、長く住み続けたいものです。
自分で建てた家なら、なおさらですよね。

でも、長く住み続けるとどうしても家が傷んでしまいます。
水や汚れによってだけではなく、長い年月の間太陽光にさらされることでも床は痛んでしまうのです。
何もしないと15年～20年も経てば床は次第にボロボロになって、最悪の場合、床が抜けて住めなくなってしまうかもしれません。
しかし、定期的にフロアコーティングをすれば、水分や汚れ、太陽光からフローリングを守り、いつまでも美しく保つことができます。
フロアコーティングをかかさずに行っておけば、長く住み続けることができ、家の資産価値を下げずに済むのです。
床の痛みを放置した結果、床をはがして取り変えるリフォームで何十万円、何百万円を払うよりは、定期的に何万円かを払ってフロアコーティングをする方が、長い目で見れば断然お得です。

このように、家の資産価値を守るフロアコーティングは、とても大事な仕事なのです。

フロアコーティングの仕事で一番うれしいのは、やはり、コーティングが綺麗に仕上がった家を見て喜ぶお客様の笑顔を見られることではないでしょうか。
プロの仕事で家中がまるで新築のようにピカピカになります。
子育てや仕事でなかなか掃除が出来ない主婦や、高齢のため家の隅々まで掃除が行き届かない人達に、大変喜ばれる仕事です。